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遠の音

遠くに落ちる音を、聞いて紡ぐ

2024.05.02
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2011.03.18

「どうしたもんかねぇ……」

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2011.02.15
「だるすぎる、本気で疲れた……!」

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2009.06.19
 ふ、と意識が浮かび上がり、彼は自分が今まで眠っていたことを知った。

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2009.05.19
「本当は、もうずっと前から知ってたんでしょう」
 責めるように問われたそれに、彼は何を今更とでも言いたげに肩を竦めた。

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2008.12.03
 兄たちが騒がしいのは、いつもと言えばいつもの話だ。彼女が役目を果たして戻ってきた時に誰が先陣を切るかと必死の様子で走って出迎えがない時は、悪巧みをしているかサプライズを目論んでいるかのどちらかだ。

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2008.11.09
 懐かしい夢を見る。

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2008.08.12
 黄昏、と優しい声に呼ばれてふと目を覚ます。彼女を覗き込むようにしているせいですぐに目が合う黄玉に、ずっと見ていたのと批難を込めて眉根を寄せる。
 けれどそれも長くは続かなくて、いらっしゃいと声をかけながらそっと手を伸ばした時には知らず口元が綻んでいると自分でも分かる。
 彼はそれに少しだけ嬉しそうにすると手を貸してくれるので、甘えるように肩に額を寄せた。

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2008.07.10
 だって君が悪いんじゃないか。
 黒尽くめの男はそう言うと、小さく肩を竦めた。

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2008.06.23
 燕は昔から、兄のことが大好きだった。例えばあまり優しくなくても、例えば時にすごく意地悪でも、それでも燕にとって兄はどこまでも「偉大」だった。面倒そうにしながらも色んなことを教えてくれるのは兄だし、燕が困っていると渋々でも手を差し伸べてくれるのもやっぱり兄だった。
 だから燕にとって兄の存在は絶対で、絶大で、逆らってはいけない唯一だった。
「兄者、兄者!」
 今日もものすごい大発見を知らせるべく大声を上げて呼びかけながら兄のいる部屋へ飛び込むと、スリッパが飛んできて燕の額を直撃した。

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